うつ病とセロトニン神経

セロトニン神経」あるいは

セロトニン欠乏脳」とい
うのをご存知でしょうか?

これは「欝」の脳では「セロトニン神経」が衰弱していて、
脳内物質が欠乏している状態である、ということを指しています。

「セロトニン神経」は、不安や恐怖、興奮を適度に抑え、
「とらわれない心」を保つ働きをするのです。

この「セロトニン神経」は脳のなかでも「脳幹」という
最も原始的な脳の中心にあります。

脳には大脳、感情脳、前頭前野、視床下部、脳幹があります。

大脳は言語や知能、感情脳は様々な感情、前頭前野は衝動の抑制、
視床下部は食欲や性欲等の生存を司っています。

まあ非常に大雑把に言ってですが。

「脳幹」は「一人で生きる」ための脳であり、
呼吸、循環、消化などの自律神経の中枢がある場所なのです。

ここに「セロトニン神経」もあります。

一般に神経はインパルスを使って情報を伝達しますが、
「セロトニン神経」には他からの刺激なしで、自律的に
インパルスを出す性質があります。
常に一定のリズムでインパルスを出しつづけ、「セロトニン」
を放出しつづけます。

睡眠中にはインパルスがまばらになりますが、目覚めと共に
持続的なインパルスを発生させて脳にセロトニンを分泌させます。

これが脳を覚醒させて、いわばスタンバイの状態にします。
スムーズに活動ができるように準備を整えるわけです。

この準備ができないと、朝起きられないとか、自律神経失調症
の症状がでてきます。


外見的にもセロトニン神経は影響します。
覚醒レベルが落ちてくると、顔つきに締りがなくなり
姿勢が崩れてきます。

授業中に眠くなるのと同じですね。
うつ病で元気がないときも同じです。
目元にちからがなく、顔に張りがなくなって姿勢も
悪くなるのです。

これはセロトニン神経が弱るとおこるのです。

では、このセロトニン神経を活性化するにはどうしたら
いいのでしょうか?

効果的なのが「リズム運動」です。

「リズム運動」には「呼吸」「歩行」「咀嚼」といった
ものがあります。

呼吸というのは「呼吸法」で、腹筋を意識しての呼吸です。
これは吸気よりも呼気を長くして、一定のリズムで行う呼吸法
になります。

ウォーキング、自転車こぎ、スクワットなども有効です。

いずれも、意識的に負荷をかけて30分程度行うと、
セロトニン神経が活性化されます。

「咀嚼」についてはよく噛むこと、食事のときもそうですが、
ガムを噛むというのも効果があります。

さらに「太陽光線」を浴びること。
できれば朝日を浴びながらウォーキングをするといいです。

実際朝にウォーキングをする人は多いです。
これは、爽快感を体験して、セロトニンの知識に関係なく
自分の経験から習慣になっているのでしょう。


セロトニンの原料は必須アミノ酸のトリプトファンです。
これは、バナナ、大豆製品、チーズなどに含まれています。
トリプトファンを脳内に取り込むには炭水化物中心の食事が
よいといわれています。

基本はリズム運動なので、継続して毎日30分できるものを
選びましょう。



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posted by 悩める心 at 02:12 | Comment(0) | うつ病治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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